ストレスは髪にも大敵!?頭皮の皮脂詰まりを今すぐチェック
頭皮のニオイ気になることありませんか?シャンプーしてもベタつきやすかったり、ニオイが気になったりする方は、もしかすると頭皮の毛穴が皮脂や角栓で詰まっているかもしれません。小鼻にも皮脂の塊が詰まるように、頭皮も定期的にケアしないと詰まりやすくなります。また、詰まったのを放置しておくと、頭皮のニオイだけでなく髪にさまざまな影響を与えてしまいます。美しい髪を育てるには、まずは土台となる頭皮環境がとても大切。あなたの頭皮は大丈夫かチェックしてみて、詰まっていたら早めに対処しましょう！
頭皮の毛穴は、どうやって詰まる？
頭皮の毛穴が詰まっているかどうか、まずはチェックしてみましょう。髪の毛の分け目以外の部分を鏡で見てみて下さい。白ではなく褐色がかった色になっていると、角栓で頭皮が詰まっている可能性が高いです。また、頭皮をこすったときにざらつきを感じたり、白い粒などが指についてしまうときも注意してみてください。
頭皮の毛穴の詰まりは主に皮脂や汗、古い角質などが洗い流されずに蓄積してしまうことが原因。皮脂はストレスを抱えると交感神経の働き、皮脂腺が活発になることから過剰に分泌されることによって詰まりやすくなってしまいます。このよう詰まった毛穴を長い間放置しておくと、乾燥して固まっていき角栓となって、頭皮の毛穴がずっと詰まった状態になりがちになります。
毛穴詰まりには要注意!
ヘアケアはしっかりするけれど、フケ、かゆみ、抜け毛などの頭皮ケアはあまりしていないという方も多いのではないでしょうか。しかし、美しい髪を生やすためには頭皮ケアはとても大事。頭皮の毛穴が詰まるだけで、実はさまざまな影響が出てきます。気づかないうちに毛穴詰まりが原因で起こっていることがあるかもしれません。毛穴詰まりによって、出てくるトラブルを確認しておきましょう。
ニオイ
皮脂の毛穴詰まりで最も気になる頭皮臭。頭皮の細菌が皮脂や角栓を分解する際に出すノネナールというガスによって、ニオイを発生させます。皮脂が過剰に分泌し詰まるほどに、頭皮のニオイも強くなりやすいです。
抜け毛
毛穴がふさがれることにより、毛根の毛細血管の働きが鈍くなり栄養が行きわたらずに髪が抜けやすくなります。それが深刻化してくると、薄毛の原因ともなることも。髪の健康が損なわれてしまうほど、毛穴詰まりは髪にも大きなダメージを与えます。
ベタつき
角栓により頭皮が詰まっていることで、ターンオーバーがうまく機能せずに皮脂が髪に移行しべたつく原因に。
ニキビや皮膚炎
毛穴が角栓や皮脂によって長い間つまることによって、細菌などにより炎症が起こりやすくなる可能性もあります。また、毛穴にいるアクネ菌が詰まった皮脂などをエサに繁殖し、ニキビができやすくなることも。
頭皮の健康は「皮脂」を詰まらせない
しっかりと洗ったつもりでも、意外に詰まっているのが頭皮の毛穴。見落としがちですが、まずは頭皮環境をきれいに整えないと、髪の毛自体も綺麗に保つことが難しいです。では、詰まった頭皮の毛穴はどう解消すればいいのか。それは、「皮脂」に着目して頭皮ケアを行っていきましょう。
クレンジングシャンプーで洗う
毛穴の詰まりを解消するには、皮脂汚れをしっかりと洗い流すこと。通常のシャンプーで落とせない皮脂や角質などの汚れを落とすには、クレンジングシャンプーで。頭皮環境を整えることに特化し、皮脂を洗い落し過ぎず頭皮をやさしく洗うことができます。オイルや炭酸、クリーム系のものがあり、ご自身の頭皮にあったものを探してみてください。
食事を見直す
油分や糖分が多いものを食べ、食生活が偏っていると皮脂量が増えやすくなります。皮脂の過剰分泌を予防するためにも、食事はバランスよく、特に髪にいいビタミンB群やタンパク質を摂るよう心掛けてみましょう。
ストレスをため込まない
皮脂の過剰分泌にはストレスが大きく関わっています。ストレスを抱えると、自立神経が乱れ、交感神経が働くことにより皮脂線が活発に。皮脂の分泌を抑えるためにも、運動をしたり、睡眠をよくとったりするなどしてストレスをため込まないように意識してみましょう。
頭皮ケアも忘れずに
「髪の毛をきれいにしたい」「ダメージをそうにかしたい」とヘアケアばかりに頑張りがちですが、頭皮の健康も一緒に考えていくことを忘れてはいけません。頭皮も、顔の肌同様にお手入れしていかなければ、皮脂や汚れが詰まりターンオーバーも低下してしまいます。毛穴詰まりを放っておくと、頭皮臭だけでなく数年後に薄毛のリスクが高まることにもあるので気を付けなければいけません。ストレスをため込まずに、バランスのいい食事をとることで、皮脂を抑制しながら丁寧にケアしてみましょう。10年先も美しく健康な髪を保ために、頭皮ケアもと行ってみてください。
頭皮に着目したシャンプーで頭皮環境を整えましょう。