縮毛矯正とカラー同時施術について知りたい!気になる6つの質問と答え

縮毛矯正と同時にカラーもかけたい…

サロンに行く時間がなかなかとれないという人の中には、そういった望みを抱いた経験がある人もいるのではないでしょうか?

縮毛矯正、カラーともに髪に少なからずダメージを与えるため、やはり同時施術は推奨されていません。

そうすると、カラーと縮毛矯正はどちらを先にかけるべきなのか? かけるなら何日後がよいのか?など、縮毛矯正とカラーをかけるタイミングについてさまざまな疑問が浮かんできます。

本記事では、縮毛矯正とカラーをかけるタイミングについてQ&A形式で解説していきます。

サロンで縮毛矯正とカラー施術、どちらを先にすべき?

縮毛矯正とカラーリングは、どちらも髪にダメージを与えてしまうため、同時施術は推奨されていません。両方かけたい場合には、縮毛矯正が先でカラーが後が理想的です。というのも、カラーを先に入れてしまうと、縮毛矯正をかけたときに色が落ちてしまう可能性があるからです。

縮毛矯正では薬剤を2度使いますが、先に塗る1剤と呼ばれる薬剤が、ヘアカラーに一般的に使われている酸化染毛剤と相性が悪く、縮毛矯正をかけることでせっかく施したカラーの色が落ちてしまうこともあります。そのため、縮毛矯正の後にカラーといった順番が賢明です。

もしもカラー後に縮毛矯正をしたいと思い立った場合は、カラー後1カ月以上間隔を置いてみてください。1カ月ほどの間があれば、薬剤が反応しあうことを避けられるでしょう。

縮毛矯正の後のカラーは何日後にすべき?

縮毛矯正の薬剤とアイロンの熱のダメージは髪にとって負担が大きいので、縮毛矯正をかけた直後にカラー施術を受けることは推奨されていません。縮毛矯正の施術から10日から2週間後にカラーを入れる方が縮毛矯正もカラーも長持ちしやすくなるといわれています。

縮毛矯正直後にカラーをかけた場合、カラーの色が出にくかったり暗くなったりするので、明るいカラーを入れたい場合は別の日にサロンに再度足を運ぶようにしましょう。

縮毛矯正とカラーを同日にできる?

縮毛矯正のダメージを受けた髪にカラーの薬剤をつけるのさらにダメージを与える危険性があるため、同日施術はおすすめできません。

しかし、中には、サロンに行く時間がなく、どうしてもその日に縮毛矯正とカラーを終わらせたいという人もいるかもしれません。同日施術を望むなら、髪毛にかかるダメージをできるだけ少なくするためにも、根元だけ染めるリタッチカラーや暗めの色で染めるトーンダウンカラーを選ぶとよいでしょう。

カラーの色を明るくするにはどうしたらいい?

ブリーチやトーンアップカラーなどを使って、明るい色味にしたいという人もいるでしょう。しかし、縮毛矯正をかけた髪に明るい色のカラーは、髪に負担がかかるのでおすすめできません。縮毛矯正はサロンのメニューの中でも最もダメージの強い施術の1つなので、繰り返していると「ビビり毛」と呼ばれるようなチリチリの髪の毛となり、カットするほか改善の手立てのない状況になってしまいます。

そこまで悪化させたいためにも、縮毛矯正後には負担の少ないカラーを選ぶようにしましょう。明るいカラーを入れたい場合は、縮毛矯正後、1カ月以上間をあけるなどして、ダメージを考えながら施術のタイミングを調整するのがおすすめです。

縮毛矯正とカラー後にできるヘアケアは?

縮毛矯正やカラーで傷んでしまった髪は、アフターケアが重要です。次の3つのヘアケアを毎日実践することで、ダメージが軽減されます。

  • シャンプーやトリートメントは髪に直接影響を与えるので、洗浄力の強いものは避け、弱酸性のものを選ぶとよいでしょう。
  • 濡らしたままの髪の毛はキューティクルが開いた状態なので、髪の栄養が外に流出してしまいます。自然乾燥させると、乾くまでの間に栄養分が流出し、髪の傷みの原因になりまるので、髪はすぐにタオルドライ後、ドライヤーを使って乾かすのが賢明です。
  • ドライヤーを使う際は、熱風でダメージを増やさないよう使用時間を短くする工夫をしてください。まずはタオルでしっかりと根元の水分を吸い取ってから、以下の順序でドライヤーをかけます。
  1. ドライヤーの温度と風量ともにマックスにする。
  2. 手を使いながら、根元から毛先を乾かす。この時、頭の丸みにそってドライヤーを直角に向け、小刻みに動かしながら髪に熱風を当てるようにすると、熱風が分散されずに素早く乾燥できる。
  3. ドライヤーを冷風にして髪に当てて、熱で開ききったキューティクルを引き締めるようにする。

縮毛矯正の後に自宅で白髪染めはできる?

自宅で白髪染めやセルフカラーを入れている人は多いかもしれませんが、縮毛矯正をかけた直後にご自身で施術するのはリスクが伴います。縮毛矯正直後の髪は、施術の熱処理によって髪は色が入りにくい状態になっている上に、白髪染めは通常のおしゃれ染めよりも強いアルカリの薬剤が含まれています。

素人が行うと、うまく色が入らなかったり、色ムラが生じたりするリスクもあります。縮毛矯正後、白髪染めをかけたい場合は、行きつけのサロンに相談して、白髪染めをかけるタイミングを決め、施術を依頼した方が無難です。

もし、ご自身で白髪染めをする場合、縮毛矯正後1ヶ月以上は間をあけるとよいでしょう。

縮毛矯正とカラーを両方施術してもらう際は、時間と費用だけでなく、髪の状態もよく考える必要があります。縮毛矯正もカラーも長持ちさせるために、よりよいタイミングを選ぶようにしましょう。

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