くせ毛の髪をストレートにするサロンレシピとショートヘアキープ法

くせ毛をストレートにするベストな方法とは何でしょうか?まっすぐなサラサラヘアにあこがれるけど、毎日アイロンやコテをあててくせ毛を直すのは大変です。くせ毛をストレートにキープできれば、時間も労力もかかるルーティンをカットできるでしょう。この記事ではアイロンもコテも使わずに髪をまっすぐにする方法とストレートをキープしやすいショートヘアをご紹介します。

アイロンを使わずに髪をストレートにする2つの方法

くせ毛をアイロンやコテで直している人は多いことでしょう。でも毎朝時間をかけずに、もっと簡単な方法でストレートにできたらいいですよね。アイロンやコテを使わずに髪をストレートにする方法でおすすめなのは、やはりプロの手に任せるという選択です。髪をストレートにするときアイロンやコテを使うのが大変・面倒という人にぴったりな、簡単にできるサロンのレシピをご紹介します。

方法1.縮毛矯正でくせ毛をストレートにする

縮毛矯正とは、強いくせ毛をまっすぐにするためのサロンでの施術のことで、薬剤とアイロンの熱を使って髪をストレートに定着させます。強いくせ毛でもストレートの髪をキープしやすいのがメリットですが、髪への負担があるため施術には美容師さんとの相談が欠かせません。

費用はサロンによって異なりますが、10,000円~20,000円ほどが相場とされています。縮毛矯正はやや高額な施術となりますが長期間ストレート状態が保たれるため、くせ毛の扱いはとても楽になるでしょう。ただし、ストレートになるのは縮毛矯正をかけた部分だけ。伸びてくる髪はくせ毛なので、ストレートをキープするためには定期的に縮毛矯正をおこなう必要があります。

方法2.ストレートパーマをかけて髪をまっすぐにする

ストレートパーマも縮毛矯正と並んで人気のサロンメニュー。どちらも髪をストレートにする施術ですが、ストレートパーマはウェーブパーマをかけた髪をストレートに戻すためのものです。そのため強い天然のくせ毛よりも、軽いくせ毛を直毛にするのに向いています。軽いくせ毛や髪のボリュームに悩む人は、ストレートパーマをかけるとボリュームが抑えられ、毎日のお手入れやヘアアレンジもしやすくなるでしょう。

ストレートパーマは縮毛矯正よりも髪への負担が少なく費用も安価なため、くせ毛がそれほど強くなければストレートパーマがおすすめです。しかし縮毛矯正よりキープ力が弱く、強いくせ毛には効果が見込めないので、くせ毛をしっかりストレートにしたい場合は縮毛矯正を選ぶといいでしょう。

頭皮ケアで健康的に“くせ”を抑える

縮毛矯正もストレートパーマも薬剤を使用し、髪への負担が大きいものの、くせ毛の根本的な解決策にはなりません。髪の“くせ”は毛穴のゆがみや汚れ、また毛髪内部のタンパク質のバランスのくずれが原因とされます。そのような根本原因には頭皮をケアし、髪質を整えるヘッドスパの施術がおすすめです。

ヘッドスパとは日頃のシャンプーでは落としきれない頭皮の汚れを除去し、マッサージで血行を促すサロンのヘアケア施術のことです。ストレスによる頭皮トラブルが原因のくせも少なくないため、ヘッドスパでのリラックス効果がくせの予防につながるケースもあるでしょう。頭皮ケアでくせを抑えるためには繰り返しの施術が必要となりますが、髪にとって最も優しいくせ対策といえるかもしれません。

ストレートをキープしやすいショートヘア

くせ毛をストレートにキープするなら、セルフケアが簡単なショートヘアがおすすめです。ショートにカットしたのち、縮毛矯正やストレートパーマをおこなうことで、まっすぐになった髪をキープしやすいでしょう。ボリュームを抑えるならストレートパーマがおすすめですが、くせがもっとも出やすい前髪だけ縮毛矯正をおこなうという選択肢もあります。

また、スレートショートといっても、カット方法やレイヤーの入れ方で印象がガラリと変わります。丸みのあるストレートボブは優しい印象で、どんなファッションにも似合う髪型。ストレートパーマとドライカットで、毛量の多いタイプでもふんわりおさまります。

シースルーバングとぱっつんと揃った切りっぱなしの毛先は、ストレートショートの持つカジュアルな印象を際立たせます。ナチュラルなスタイリングでいて、大人かわいい雰囲気が魅力的です。

マッシュラインのハンサムショートは、クールな個性が光る髪型。スタイリングはウェットに仕上げれば、くせ毛の広がりも抑えられます。

自分でできる!髪をストレートにキープするための4つのステップ

サロンにかかる費用が負担だと感じることがあるかもしれません。しかし、毎日のセルフケアで髪をストレートに近づける方法があります。重要な4つのステップを忘れなければ、やっかいなくせ毛を抑えることができるでしょう。

くせ毛をストレートにするため、次の4つの場面で正しいケアをおこなっているかチェックしてみましょう。

  • シャンプーの方法
  • アウトバストリートメントでケア
  • ドライヤーの使い方
  • アイロンやコテの使い方

シャンプー剤をつける前に、しっかりと髪全体を濡らし、頭皮の汚れをすすぎましょう。お湯を流すだけで汚れの大部分を落とせるといわれています。髪を十分に濡らさずシャンプーを泡立てないまま洗うことで、頭皮を傷つけてしまう恐れもあります。シャンプーは本来、髪の毛を洗うものではなく、頭皮の皮脂やスタイリング剤などを除去するためのものです。爪を立てず、指の腹で優しく洗うよう心がけましょう。

シャンプーのあとの濡れた髪に使うアウトバストリートメントは、くせ対策に必須です。それぞれの髪の悩みに特化した成分をもつアウトバストリートメントを選んで、ドライヤー前に丁寧に髪になじませましょう。

アウトバストリートメント セントプライド/ナチュラルエッセンス

タオルドライ後にアウトバストリートメントを適量なじませたら、ドライヤーですぐに髪を乾かしましょう。ドライヤーの熱が髪を傷めるからと自然乾燥で放置してしまうと雑菌が繁殖し、また水分でキューティクルが開いた状態のため、少々の刺激でキューティクルがはがれてしまいます。

ドライヤーの送風口は髪から10cmほど離すようにし、熱風が一か所にあたり続けないよう、常に動かしながら乾燥させましょう。乾かしすぎるのも髪にダメージを与えるので、9割ほど乾いたら最後は冷風をあてて終了にします。

アイロンやコテの使用方法にも気を配りましょう。アイロンは必ず乾燥した髪に使用します。熱で髪が傷んでしまうのを避けるため、ストレートにしたい場合は180℃以下で使うようにしましょう。もっと低温に設定してもいいのですが、その際は思うようにまっすぐにならず何度も同じ場所にアイロンやコテをあてることのないよう注意してください。

縮毛矯正などでくせ毛をストレートにしても、根本的な髪のうねりは解決しません。頭皮をしっかりケアし、毛穴の状態を整えることが大切です。日々使用するシャンプー剤などの見直しや丁寧な髪のお手入れの積み重ねで、まとまりの良い髪質を目指しましょう。

髪のダメージに根本からアプローチ「ST.PRIDE」のヘアケアシリーズ