脂性or乾性の2タイプあり!頭皮のかゆみ&フケ対策

毎日シャンプーしているのに、なぜか頭がかゆいしフケも出ている気がする…そんなお悩みのある人に、「頭皮のかゆみ」の原因を解説します。
頭皮がかゆくなる場合の多くは、実は、毛穴までしっかりと洗えていないことが原因になっています。
かゆみやフケの対策には、自分の頭皮タイプを把握して、それに合わせたシャンプー方法を実践するのが近道です!

通常の「フケ」は「目立たない」けれど「ある」

頭皮が正常な場合、「フケは出ていない」と思いがちですが、どんなに頭皮が健康な状態の人でも「フケ」は発生しています。そもそも「フケ」とは、頭皮がターンオーバーを繰り返す時に、古くなった角質が押し出されて剥がれ落ちたもの。通常、とても小さい状態なので、シャンプーなどで洗髪をする時に流され、目に見えて目立つ事はありません。

頭皮のターンオーバーのサイクルが崩れ、角質が大量に剥がれ落ちる状態になると、「フケ」自体も大きくなり、髪の根元に絡みついたりして目に見えて目立つようになります。

皮脂と常在菌のバランスが大事

健康な頭皮は、頭皮が適度な皮脂に覆われ、さらに皮脂や汗などを栄養とする皮膚の常在菌・マラセチア菌が細菌の侵入を防いでくれる状態を指します。

例えば、洗いきれない皮脂が過剰にある状態では、マラセチア菌も必要以上に増えてしまい、ターンオーバーの乱れを引き起こすのです。

フケには「脂性」と「乾性」の2種類あり

ギトギト! 脂性フケのタイプは

主にきちんと頭皮が洗えていない状態が続くと、ギトギトとした脂性のフケが発生します。落とし切れていない皮脂が頭皮に過剰に残った状態で、マラセチア菌が必要以上に増殖すると、ターンオーバーが崩れるほか、残った皮脂の酸化が進む上、ホコリや汚れを吸着。さらに古い角質とも混ざり合うことでギトギトのフケが完成します。

顔の肌もテカリやすいオイリー肌の人は、脂性のフケになりやすいタイプです。

カサカサ! 乾性フケのタイプは

逆にシャンプーの洗浄成分が強すぎるなど、頭皮の皮脂が必要以上に落とされてしまうと、頭皮の乾燥が進みます。すると潤いのない頭皮は免疫力が低下。ターンオーバーのリズムが早まってしまうため、未熟な角質細胞まで剥がれ落ちるようになってしまうのです。

顔の肌が乾燥肌という人は、乾性のフケになりやすいタイプです。

タイプは2つでもかゆみ・フケ対策は共通

一見、脂性と思われる頭皮でも、乾燥による皮脂の過剰分泌が原因の場合もあり、判断しにくいのが「頭皮のかゆみ・フケ」対策の難しいところ。お肌のタイプでも、オイリー肌だと思っていたら、実はインナードライ肌で、潤いが足りていなかった、なんてこともありますよね。

そこで頭皮のかゆみ・フケ対策として気を付けるポイントは二つ。「頭皮をきちんと洗うこと」と「頭皮をきちんと保湿すること」です。

まずは使っているシャンプーの成分表を確認

かゆみやフケに悩む場合、「頭皮の毛穴汚れをきちんと取り除くこと」が大切です。ただし、洗い過ぎによる乾燥も防がなくてはなりません。そこでチェックしてほしいのが、使っているシャンプーの洗浄成分について。

「潤いを守りながらしっかり洗えるか」をポイントに、洗浄成分の特徴を把握しましょう。

2種類ある洗浄成分の特徴とは?

シャンプーの洗浄成分は大きく分けると、「高級アルコール系界面活性剤」と「アミノ酸系界面活性剤」の2種類。「高級アルコール系」シャンプーは、成分の最初の方に「ラウリル硫酸Na」や「ラウレス硫酸Na」、「オレフィンスルホン酸Na」などが書かれているもので、比較的リーズナブな商品が多くそろいます。泡立ちが良く、洗浄力が強めなのも特徴。

一方で「アミノ酸系」のシャンプーは、「ココイルグルタミン酸TEA」や「ラウロイルメチルタウリンNa」などの成分名が最初の方に書かれているもの。洗浄力がマイルドで弱酸性、保湿に優れている点が魅力です。原材料のコストがかかるため、高価格帯の商品が一般的です。

ちなみに、成分表は配合している成分の分量が多いものから記載されるもの。水が最初にくることが多いですが、初めに書かれている成分が、主に使われている洗浄成分に当たります。

もし、「高級アルコール系」の成分と「アミノ酸系」の成分が両方書かれている場合は、先に書かれている成分がより、多く含まれているということです。

保湿成分が入っているかもチェック

例えば「アミノ酸系」のシャンプーの場合、洗浄成分だけでも頭皮や髪を洗いながら保湿することができますが、いわゆる「高保湿シャンプー」と呼ばれるものは、それ以外にも保湿成分が配合されている場合があります。

例えば「ヒアルロン酸」や植物エキスなどの保湿成分など。頭皮の乾燥が気になる人は、そんな保湿成分にこだわったシャンプーを選ぶのもおすすめです。

髪を洗うお湯は「40℃」を目安に

熱すぎるお湯で流すと乾燥を招く原因になると、よく耳にしますよね。洗顔や、体を洗う時のお湯は「ぬるま湯」を心がけている人も多いと思います。

それは頭皮でも同じことで、顔ほどではないにしろ、髪や頭皮を洗い流す時も、熱すぎない方が望ましいです。もしシャワーの温度設定ができるようであれば、洗髪をする際は「40℃くらいまで」を目安に、好みの温度を探してみてください。

頭皮が洗えているサインは「泡立ち」

洗浄成分にアミノ酸を使った「高保湿シャンプー」は、洗浄力が優しいため、洗い方次第では、きちんと毛穴まで洗い切れていない場合も。

もちろん、商品によって適切な使い方は変わってきますので、今回は、セントプライドのアミノ酸系シャンプー「リハイド」を例に、シャンプーをする時のポイントを解説します。

(1)シャンプーは地肌で泡立てる

シャンプーは地肌の上で泡立てるのが正解。先に泡立てたシャンプーでは、髪に覆われた地肌の毛穴まで届ききらないからです。

「リハイド」は、洗浄力がマイルドで肌に優しい「アミノ酸」を洗浄成分に使っているため、そのまま地肌につけても大丈夫。シャンプーを手のひらに取ったら、そのまま髪や地肌の上でしっかりと泡立てて洗ってください。

爪は立てずに、指の腹で泡立てるのがポイントですよ。

(2)洗い上がりの目安は「もっちり泡」

「高保湿シャンプー」である「リハイド」が、その保湿力をしっかりと発揮しつつ、毛穴までしっかりと洗い切れているかどうかは、「泡立ち具合」を目安にします。

もしシャンプー前のすすぎで頭皮から髪まで十分に濡れていないと、キメが荒く、ゆるい泡しか立たないので、その場合は、もっちりと角が立つほどの泡が立つまで、何度でも繰り返し洗うことをおすすめします。

「リハイド」は、保湿に働く「アミノ酸」をぜいたくに配合。さらにヒアルロン酸や植物エキスもブレンドし、頭皮や髪を潤すことにこだわったシャンプーです。そのため、何度、洗い直しても洗い過ぎにはならず、洗うたびに頭皮を保湿し、頭皮環境を整えていきます。

しっかりともっちり泡が立つようになったら、頭皮の状態が整い、潤ったサインです。

セルフで使える頭皮のクレンジングパックも効果的

「思い立った今こそ、しっかりと頭皮をケアしたい!」と思っている人には、自宅でもできるスペシャルケアを取り入れるのもおすすめ。

頭皮のかゆみやフケで悩んでいる場合は、まず、頭皮の毛穴の汚れをしっかりと落とすクレイパック「スカルプ プレパック」を取り入れてみてください。

シャンプー前の乾いた地肌に塗る、頭皮専用のクレイパックで、泥に毛穴の汚れを吸着してしっかりと落とします。つけ置き時間は不要なので、シャワーを浴びる前に、手軽に取り入れることができますよ!

いかがでしたか?

健康で美しい髪をキープするには、まずその土台となる頭皮の健康が不可欠。

まずは自分の頭皮の状態をチェックしてみてくださいね!

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