縮毛矯正の頻度はどれくらい?かけなおす期間の2つの見極め方

施術した部分は半永久的にストレートにできる縮毛矯正。その反面、髪へのダメージも多いため、何度もかけることに抵抗にある人もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では縮毛矯正をかける頻度とタイミングの見極め方について解説します。

縮毛矯正とは?縮毛矯正をキープできる期間

縮毛矯正は、薬剤とアイロンを使って髪の強い“くせ”をストレートにする技術。アイロンの熱を使うので、髪へのダメージはストレートパーマよりも強いと言われています。信頼できる美容師さんと相談しながら行うのが良いでしょう。

くせを一度縮毛矯正でストレートにしたら、その髪は半永久的にキープされると言われています。しかし、髪がのびてくると新しく生えた根元のくせが気になるかもしれません。1年を通してうねりのないまっすぐな髪を保つには、縮毛矯正を何度かかけなおす必要があります。髪の長さやくせの強さでかける頻度は変わってくるので、自分にとってのベストタイミングを見つけましょう。

見極め方法その1.ボブやロングなどの髪型の長さ

髪の長さと髪型によって、くせの出やすさが異なります。ロングで重めスタイルであれば、髪の重みでくせが出にくく、ストレートを維持しやすいでしょう。ロングのくせっ毛には、縮毛矯正を半年に1回程度かければ十分という場合も多いかもしれません。

ショートやボブだと、毛先のうねりやハネが出やすいので、3~4カ月に1回の頻度が一般的のようです。髪がはね始めたからといって1~2カ月程度の間隔をあけてまた縮毛矯正をかけてしまうと、髪に負担がかかるのでおすすめできません。縮毛矯正だけに頼らず、はねにくいカットにしたり、スタイリング剤をうまく使うことで、ストレートを保持することは可能です。

見極め方法その2.くせの強さ

くせの種類によっても縮毛矯正の適切な頻度は変化します。髪の毛は1カ月に1cmほどのびると言われるので、3カ月もすれば根元から3cm前後のくせっ毛が伸びます。チリチリとした球状毛であれば、根元のくせがかなり気になってしまうこともあるでしょう。そういった場合は、美容師さんに相談して、根元だけ縮毛矯正をかけてもよいです。

くせがそれほど強くなく、雨の時だけ膨らんでしまう波毛であれば、半年や1年に1回ほどの頻度にすることで髪へのダメージを少なくできます。

湿度の高い時の髪の膨らみは、髪のダメージによる場合もあります。アミノ酸シャンプーを使用するなどして、ダメージをケアすることで、髪の膨らみやパサつきを抑えることができます。

縮毛矯正のダメージが気になるなら部分的にかけることも

縮毛矯正ではアイロンの熱によるダメージが気になります。あまりダメージをかけずにくせによるうねりや膨らみを軽減したいという時には、部分的に縮毛矯正をかけることもおすすめです。部分的なかけ方を2つ紹介します。

前髪など部分別にかける

前髪のセットがストレスという人や、顔まわりの髪のうねりが特に気になるという人は、その部分のくせだけを縮毛矯正でなおすことも可能です。前髪だけ、顔まわりだけと部分的に縮毛矯正をかけることで、すっきりと見せることができます。

とはいえ、前髪は細く繊細な髪質の場合が多いので、何度も縮毛矯正をかけることはおすすめできません。縮毛矯正をかける頻度について迷ったら、いつも担当してもらっている美容師さんに相談してみるのも賢明です。

根元だけリタッチする

リタッチとは、新しくのびてきた根元の毛だけ縮毛矯正をかける技術のことです。根元だけリタッチすれば、以前矯正した髪の毛を傷めずに効果を維持できます。

ただし、根元だけのリタッチとはいえ、他の部分にも多少薬剤がかかってしまうため、短期間に何度も縮毛矯正をかけることはおすすめできません。こちらも3~4カ月に1回が適切な頻度といえます。

縮毛矯正をかけた後、根元だけでなく毛先にもくせがでるようになったという場合、それは髪が傷んでいる証拠かもしれません。髪のダメージによる毛先の広がりは、縮毛矯正をかけなおすよりもシャンプーやトリートメントなどによる髪質改善を試みるのがベターです。部分的に縮毛矯正をかけた後は、しっかりと髪をケアすることで、かけたばかりのような美しいストレートを持続できます。

縮毛矯正の注意点と長持ちさせる方法

縮毛矯正を少しでも長持ちさせるためのポイントを紹介します。

  • 縮毛矯正の後は24時間シャンプーしない
  • 縮毛矯正の後は24時間髪を結ばない
  • シャンプーやトリートメントは弱酸性のマイルドなものを選ぶ

パーマをかけるときと同じように、24時間は髪に刺激を与えたり、髪にあとをつけないことが重要です。

施術後丸1日は、シャンプーをしたり、髪を結んだり耳にかけたりすることは控えるようにしましょう。

施術から丸一日立てば、シャンプーやトリートメントも使用可能になりますが、洗浄力の強いものは髪を傷めてしまいます。弱酸性またはアミノ酸使用のシャンプーでヘアケアを心がければ、縮毛矯正のかかった髪を健康に保てるでしょう。

うるおうシャンプー、ST.PRIDE

セントプライドのシャンプーは、全てアミノ酸の主成分でできています。頭皮に負担をかけず、汚れはしっかり落とせる理想的なバランスのシャンプーなので、縮毛矯正後の髪の毛にぜひ利用してみてください。

縮毛矯正はその場で効果が得られるものの、髪に負担の多い施術法です。頻度を抑えつつ毎日のヘアケアを続けていれば、効果を持続させることもできます。適切な頻度で、適切なヘアケアに心掛けてください。

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