夏の海やプールで受けた髪のダメージにヘアケアで対策を

海やプールに行く機会が多くなる夏。海水浴やプールでの水泳を楽しんだ後、髪のきしみやゴワつきが気になったことはありませんか?

ダメージの原因を知った上で、きちんとした対策を施せば、海やプールに行った後に髪のトラブルに悩まされることも少なくなります。

夏の間、思いっきり水辺でのひとときを楽しむためにも、ダメージを防いで美髪を保つためにも、原因と対策を探ってみましょう。

海やプールで髪が痛む原因は?

1日ビーチやプールで過ごした後、髪がパサパサ、ゴワゴワに…。髪がダメージを受ける原因はどこにあるのでしょうか?主に3つの原因が考えられます。

水の成分

髪の毛にとって理想的なのは、PH4.5~5.5の弱酸性と言われています。一方、海水の塩分やプールの水の塩素はPH8前後の弱アルカリ性。なんと、髪が傷むと言われているパーマ剤やせっけん水と近いPH値なのです。

弱酸性の髪の毛がアルカリ性の水に浸かると、髪の毛が膨潤しキューティクルが開きます。そうなると、たんぱく質やうるおい成分などが流出してしまうことに。

海水やプールの水で濡れた髪の毛の手触りが悪くなるのは、そうした理由があるのです。

さらに、開いたキューティクルからヘアカラーの色素も抜け落ちてしまい、色落ちしてしまうこともあります。

塩分

野菜に塩をかけると水分が抜けるのと同じように、髪を海水に浸けると髪の水分が抜けてしまい、パサパサになります。一緒に髪の栄養も抜けてしまうため、髪がスカスカな状態に。

さらに、海水で湿った髪が乾くと塩の結晶ができて、手触りがゴワゴワになります。そうなると、髪同士が摩擦しあう原因となり、ダメージがいっそう悪化することになるのです。

紫外線

海や屋外のプールでは、お肌と同様に髪や頭皮も紫外線にさらされることになります。特に頭部は太陽の光がじかに当たるため、顔よりも紫外線の影響を受けやすいのです。

髪の表面には、「メチルエイコサン酸(MEA)」と呼ばれる、髪の美しさや手触りの良さを保つのに欠かせない成分が存在していますが、強い日差しを浴びると紫外線によりこの成分が損なわれるため、髪の手触りが悪くなり、パサつく原因となります。

さらに、紫外線による影響に加えて、プールの水の塩素や海水の塩分が髪に影響を与えるので、髪のダメージが非常に大きくなるのです。

海やプールでの髪へのダメージ。対策法は?

紫外線や水の成分など、さまざまな要因が重なり合うことでダメージが大きくなる、ビーチやプール後の髪。ダメージを最小限に抑える方法や、受けたダメージに対する対策はあるのでしょうか?

なるべく髪を濡らさない工夫を

少し海に入る程度であれば、髪が濡れないようにアップスタイルにしておくとよいでしょう。

水の中に潜りたい場合は、海やプールの水につける前に、真水を髪にしっかり浸透させましょう。

髪が乾いた状態で海やプールの水に髪が浸かってしまうと、髪に直接海水やプールの水が浸透することに。あらかじめ髪に真水を浸透させておくことで、塩素や塩分を含む水の侵入を阻止することができます。

紫外線対策をする

髪の毛用の日焼け止めスプレーで紫外線対策をしましょう。髪を紫外線から保護するため、お出かけ前や、海やプールから上がったときなど、こまめにスプレーするのがおすすめです。

また、浜辺やプールサイドにいるときは、ビーチパラソルの下で過ごして直射日光を避けましょう。

帽子をかぶって日差しを遮るのもおすすめです。帽子と日焼け止めのダブルで対策を施すと、より高いUVカット効果が期待できます。

真水でなるべく早く洗い流す

髪のダメージの原因となる、塩素や塩分をできるだけ早く洗い流すことが大切です。

時間が経つとダメージはどんどん進行するので、なるべくすぐに真水で洗い流すようにしましょう。

すぐにシャンプーできない場合でも、取り急ぎ、水やお湯のシャワーでしっかりと髪をすすいでおくのがベスト。これだけでも後々違ってきます。

大切なのは帰宅後のアフターケア

髪に塩素や塩分を残さないためにも、家に帰ったらできるだけ早く洗髪しましょう。 何か気をつけるべき点はあるでしょうか?

やさしく予洗い

 髪が海水やプールの水で濡れたまま長時間放置すると、大きなダメージを受ける可能性があります。家に帰ったら、できるだけすぐに髪を予洗いしましょう。

このとき気を付けるポイントは、熱いお湯を使わないこと。紫外線によりダメージを受けた髪や頭皮がストレスにさらされ、必要な皮脂まで落ちて乾燥してしまいます。38℃前後のぬるめのお湯で、やさしく髪をすすぎましょう。

シャンプー&トリートメントでケア

日焼けした頭皮は非常にデリケートです。さらに、 キューティクルが開いた状態のままで洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと、髪が傷む原因に。洗い上がりのやさしいアミノ酸シャンプーなど、低刺激性のシャンプーを使用するとよいでしょう。

ST.PRIDEの「ヘアソープ リハイド」は、保湿成分である天然ヒアルロン酸がたっぷりと含まれている弱酸性シャンプー。洗い上がりがしっとりしているので、海やプールでダメージを受けた髪や頭皮をやさしく洗い上げます。

髪にやさしい弱酸性天然シャンプー「ヘアソープ リハイド」

洗髪の際は、頭皮を傷付けないよう、爪を立てないこと。指の腹を使ってやさしく洗うのがポイントです。シャンプー後はトリートメントを使用し、キューティクルがもろくなった髪に潤いを与えましょう。

ST.PRIDEの「ヘアトリートメント ロフティ」は、傷んで開いたキューティクルを引き締め、髪の内部に浸透した潤いを守るトリートメント。天然ヒアルロン酸など、すこやかな髪に必要な成分がたっぷり含まれているので、ツヤのあるすこやかな髪に仕上げます。

髪に潤いを与える「ヘアトリートメント ロフティ」

アウトバスケア

お風呂上りには、紫外線や塩分・塩素などにより失われた水分や油分を補うため、洗い流さないタイプのトリートメントを使用しましょう。髪に潤いを与えるヒアルロン酸が配合されているトリートメントがおすすめです。

ST.PRIDEの「ヘアエッセンス エフェクト」は、紫外線などによる乾燥やダメージから髪の潤いを守る、洗い流し不要のトリートメント。アミノ酸・ヒアルロン酸が配合されているので、ダメージの気になる髪になじませることで、ツヤツヤでまとまりのよい髪に仕上げます。

傷んだ髪に直接つける、洗い流し不要のトリートメント「ヘアエッセンス エフェクト」

ドライヤーで髪を乾かすときは仕上げに冷風をかけて、余熱を逃がすのがおすすめ。オーバードライによる乾燥を防げるうえ、ほてった頭皮のクールダウンを行うことができます。

乾燥した髪や頭皮に潤いを与える保湿ウォーターをスプレーするのもおすすめです。

ST.PRIDEの「グレースシャワー モイスト」は、乾燥した髪やダメージヘアに潤いを与え、しっとりと落ち着いた状態にしてくれる保湿ウォーター。スプレー式なので手軽に乾燥対策ができます。

ヒアルロン酸配合の保湿ウォーター「グレースシャワー モイスト」

海やプールでの髪のダメージに。適切な予防&対策で美髪を保とう

夏場、ビーチやプールでダメージを受ける髪。ダメージの原因を知った上で、きちんとした対策を施せば、髪のトラブルに悩まされることも少なくなります。

夏の間、水辺でのひとときを心置きなく楽しむためにも、今回ご紹介したポイントを参考に、予防&対策を施してみてください。

プールや海でダメージを受けた髪を優しくケアするヘアケアブランド「ST.PRIDE」