くせ毛を直すための近道~ドライヤーのかけ方と正しいシャンプー選び~

誰もが1度は憧れる、真っすぐでサラサラのストレートヘア。

しかし、髪に強い“くせ”があるとストレートにすることは少々難しいかもしれません。ヘアアイロンや縮毛矯正で一時的なストレートヘアにセットすることはできたとしても、それをキープするためには薬品や熱による髪ダメージを招き、パサつき・切れ毛を引き起こすことも少なくありません。

しかし髪質を変えて、くせ毛のハネやうねりを根本的に抑えることはできるのでしょうか。

この記事で、ひとつではないくせ毛の原因を知り、まとまり感のある髪を目指すための基本的なヘアケアを見直してみましょう。

縮毛矯正をしてもうねるの髪の原因は毛根に

くせ毛と直毛の違いは毛根部にあるとされています。直毛は毛根部が真っ直ぐで毛穴が丸く、生えてくる髪もその形にあわせストレートとなります。一方、くせ毛は毛根にゆがみがあり毛穴も楕円状となることから、うねりのある髪が生えてくるのです。この毛根や毛穴の形は遺伝による影響が大きいことから、くせ毛を根本的に改善することは困難といえるでしょう。

髪ダメージや加齢による“くせ”

くせ毛の原因は遺伝などの先天的なものだけではありません。髪ダメージや加齢などによっても、髪のうねりやハネで“くせ”あらわれるといわれています。繰り返しのパーマやヘアアイロンを使用しているうちに、くせが悪化したと感じた場合は髪ダメージが原因かもしれません。

外部刺激による“くせ”の原因・対処法

髪の毛1本1本の表面はキューティクルと呼ばれるウロコ状の角化細胞に覆われ、髪内部の組織を保護しています。しかしキューティクルは摩擦や熱に弱く、これらのダメージを受けることでウロコの重なりが開き、髪内部の水分やタンパク質が失われことから乾燥を引き起こすのです。また髪はおもにタンパク質でできているため、ヘアアイロンなどによる繰り返しの加熱で、髪の内部構造が変性してしまうことも少なくありません。これらの髪ダメージが、ハネやうねりを悪化させていることもあるので失われた水分や美容成分を補うよう、ヘアケアを丁寧におこなうことが大切です。

加齢による“くせ”の原因・対処法

先天的、または髪ダメージ以外でくせが強くなる原因は加齢も挙げられます。頭皮は体の皮膚の一部であるため年齢を重ねるごとに弾力や張りを失い、たるみが生じます。くせ毛は毛根部や毛穴の形状が大きく関係するため、頭皮がたるみ変形した毛穴などにより真っ直ぐ髪が生えず、くせ毛になることがあるのです。加齢を止めることは不可能ですが、ヘッドスパやマッサージ用ヘアブラシなどで頭皮の血行を促し、頭皮たるみをしっかりケアするとよいでしょう。

毛穴づまりによる“くせ”の原因・対処法

なお、髪ダメージも加齢も当てはまらないのにくせが強くなった際は、頭皮毛穴に詰まった汚れが原因であることも。シャンプー時に落としきれなかったスタイリング剤や皮脂などが毛穴につまり、それによって髪がうねった状態で生えてくることも少なくありません。ヘアケア製品やシャンプーの仕方を見直し清潔な頭皮にすることで、くせを抑えることができるでしょう。

スタイリングをラクにする3つの見直しポイント

先天的なくせ毛を根本から改善することはできませんが、日頃のヘアケアを見直すことで髪質を向上させ、まとまり感のある髪を目指せる3つのポイントがあります。それはヘアケアの基本である、シャンプー・トリートメントの選び方、またドライヤーのあて方です。この3つのポイントは髪質を問わず、くせ毛の原因すべてに共通するため必ず覚えてくださいね。

シャンプーとアミノ酸の関係

シャンプーの役割は頭皮や髪の汚れをしっかり洗浄することです。また良質なシャンプーであれば必要な皮脂を保ち、洗浄とともに髪に潤いと美容成分を与える製品も多くあります。とくに髪ダメージが原因のくせであれば、シャンプーを選ぶ際に配合されている美容成分や、洗い上がりなどをしっかりチェックしましょう。

「頭皮と同じ弱酸性アミノ酸シャンプー」とCMなどで耳にしたことはないでしょうか。アミノ酸シャンプーの洗浄力がおだやかである理由のひとつは、私たちの体の素材にあるとされています。ヒトの体をつくる材料はおもにタンパク質で、タンパク質とはアミノ酸が連なって構成されたものです。タンパク質は内臓・骨・皮膚、もちろん頭皮や毛髪にも存在することから、同じ成分であるアミノ酸シャンプーは刺激が少ないといわれています。中でも、くせ毛さんはシャンプーを購入する際は洗浄力だけではなく、配合成分をよく調べ頭皮と髪におだやかなものを選ぶとよいでしょう。

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セントプライド/ナチュラルヘアソープ「リハイド」

  • 髪と同じ成分であるアミノ酸配合
  • キューティクルを整える保湿成分、ヒアルロン酸配合
  • 赤ちゃんや敏感肌の方も安心なノンシリコン・無添加(旧表示指定成分)・無香料・無着色
  • 頭皮にやさしい弱酸性

セントプライドのナチュラルヘアソープ「リハイド」は、頭皮におだやかなアミノ酸シャンプーです。きめ細やかな泡で髪を包み込み、頭皮の汚れを吸着する洗浄力と髪を健やかに保つ美容成分をたっぷり配合。繰り返すパーマやヘアアイロンなどのダメージによるくせを抑え「髪がひろがる」「まとまらない」「スタイリングしにくい」といった髪悩みをもつ方はぜひお試しください。

トリートメントで潤い美髪

トリートメントはシャンプーの際に流出してしまった髪内部の水分・タンパク質などを補い、潤いと美容成分を与えキューティクルを整える役割があります。また、トリートメントとリンスの違いはメーカーによって異なりますが、一般的にリンスは髪の表面をなめらかに整え、髪を摩擦などから守るためのものです。髪内部へのアプローチはトリートメント、髪表面の保護にはリンス、と覚えておくとよいでしょう。

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セントプライド/ナチュラルヘアトリートメント「ロフティ」

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  • 髪と同じであるアミノ酸配合のシャンプー
  • キューティクルを整える保湿成分、ヒアルロン酸配合
  • 髪内部に浸透して髪ダメージにアプローチ
  • 無添加(旧表示指定成分)・無香料・無着色

セントプライドのナチュラルヘアトリートメント「ロフティ」は、さまざまなダメージをうけたキューティクル、そして乾燥した髪内部までヒアルロン酸がしっかり潤いを届けます。髪に必要な水分バランスを整え、なめらかで、まとまりのよい髪へと導くトリートメントです。

ドライヤーですばやく乾かす

髪への熱ダメージがくせ毛の原因のひとつになるのであれば、ドライヤーの熱風も避けたほうがいいと考えるくせ毛さんもいるかもしれません。しかし、髪のタンパク質は水分を多く含んだ状態がもっとも傷みやすく、また髪を濡れたままにすることで雑菌が繁殖しやすくなるのです。そのため、髪を優しくタオルドライし余分な水気をきり、すぐにドライヤーで乾かすことが髪ダメージを防ぐポイントであるといえるでしょう。

ドライヤーの送風口は髪から10~15センチほど離し、髪の内側に温風をまんべんなく行き渡らせるよう、しっかりと乾かします。髪がほどよく乾いたら、くせを軽く伸ばすようテンションをかけながらブローすることで後のスタイリングがしやすくなるでしょう。この時、髪全体のボリュームを抑えたいのであれば、髪の内側を乾かした後、ドライヤーの温風を頭頂部から毛先に向かってあてることで、まとまりのある仕上がりとなります。

基本のヘアケアこそ丁寧に

生まれもったくせ毛を完全なストレートヘアに改善することはできません。しかしシャンプー・トリートメント・ドライヤーといった基本的なヘアケアを丁寧におこなうことで、髪の水分量が整いハネやうねりの少ないまとまりのよい髪質を目指すことはできるでしょう。美は1日にしてならず、お肌のケア同様にさまざまなダメージを受けやすい髪も、手軽に取り入れられる基本ケアで全身美容を習慣にしてみませんか。

ダメージにアプローチするヘアケアブランド「ST.PRIDE」